インターネットくらいと言っても
格安・激安と言われる中古パソコンを購入する方は、インターネットに使うくらいだから、という理由が多いと思います。でも本当にインターネットくらいは使えるのでしょうか?
今はブラウザもページも重い!
インターネットへの接続にダイヤルアップやISDNなど低速な回線しかなかったころは、Webサイトを作る側もページ全体が表示されるまでの時間を気にして作っていました。
当時はHTML(Webページを作る言語)の入門書にも「1ページあたりのファイルサイズは50KB以内に納めましょう」などと書かれているものもあったほど、ページを軽くして素早く表示できるようにすることも、Web製作者の基本的なスキルでした。
しかしADSLや光回線など高速なインターネット回線が主流になった今では、昔のようにWebページを軽く作るよりも、動画を埋め込んだりプログラムを使って多機能なページ作りが多くなっています。
パソコンとインターネットが速くなってからは、昔のようにページのサイズを気にして作ることは少なくなり、「Web2.0」という概念が広まったことで、さらにプログラムを組み合わせた激重なWebページも増殖しています。
こうした重いWebページも今どきのパソコンでは気になりませんが、古い中古パソコンではかなりストレスが溜まる表示速度になってしまいます。
動画配信サイトの増加
かつては文字データといくつかの画像で構成されていたWebページですが、現在はYouTubeやYahoo!動画など、インターネットで動画を楽しむためのページも増えています。
一口に動画と言ってもYouTubeに使われているFlash形式の動画はまだデータサイズが小さいので、古いパソコンでもなんとか視聴することはできます。
しかしYahoo!動画やGyaOなど「Windows Media Player」形式の動画は、スペックが低い低年式の中古パソコンでは、表示することもできない場合があります。
「Windows Media Player」形式の動画を視聴するには、Internet Explorer(インターネット エクスプローラ)やWindows Media Playerを新しいバージョンにする必要がありますが、これらをアップグレードしても、CPUやグラフィック性能が低ければ観ることはできません。
そもそも低年式のパソコンが販売されていた当時は、インターネットで動画を観るという目的は想定外だったので、あまり古い中古パソコンだと動画サイトを観ることはできないでしょう。
Webブラウザも肥大化
さらにWebブラウザも、バージョンアップの度にどんどん大きく重くなっています。多機能化するWebページに対応するため機能が追加され続けたこともあって、今のWebブラウザはソフトウェアの中でもかなり重い部類に入ります。
かと言って古い中古パソコンで古いWebブラウザを使い続ける、というのも問題があります。
まずサポート期間が終了しているために、セキュリティ面の不安があります。特にInternet Explorerの古いバージョンはセキュリティホールも多く知られているため、インターネットに接続しているだけで危険度が高まります。
さらに古いWebブラウザは現在のWeb技術に対応できない場合も多く、ページがきちんと表示されなかったり、インターネット上のサービスを受けられない場合もあります。
そう考えると「インターネットに使うくらい」と思って購入した中古パソコンが、実はインターネットも満足にできなかった、ということになってしまいます。
ではどれくらいの中古パソコンならインターネットに充分使えるかを、次のページで見ていきましょう。
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